仮想通貨のウォレットとは?しくみを分かりやすく解説

      2019/03/23

仮想通貨のウォレットとは?しくみを分かりやすく解説

 

仮想通貨を取り扱うならば絶対に必要となるウォレット。

直訳すると「お財布」。まさに仮想通貨のお財布の役割を担うものなのですが、うっかり穴のあいた財布になってしまわないようしっかりとした知識を持って利用しましょう。

そのために今回はウォレットのしくみからオススメウォレットまでを詳しく説明していきます。

 

 

ウォレットのしくみ

ここではビットコインを例にあげてウォレットの解説をしていきます。

ウォレットというのは簡単に言うとウォレットアプリ(プログラム)のことです。

 

「そんなの分かってるよー」

 

と言われてしまいそうですが、これを念頭に置いておくとウォレットのしくみが理解しやすいです。

 

 

ビットコインアドレス

ビットコインを代表とする仮想通貨は送金する度にアドレス(メールアドレスのようなもの)を生成します。

そしてそのアドレスとウォレットのアドレスを紐付けたビットコインアドレスをブロックチェーンに更新してから送金されます。

簡単に言うと毎回持ち主が変わる度に幾ら誰に渡ったかを更新しているわけですね。

 

 

公開鍵(Public key)と秘密鍵(Private key)

これだと只の添付ファイルで終わってしまうだけなのですが、送金という体にするために公開鍵と秘密鍵というものが存在します。

ビットコインアドレスを生成する為にはまず秘密鍵から公開鍵というものを生成します。その公開鍵を元にビットコインアドレスを生成しているのです。

但し、そのビットコインアドレスからは秘密鍵を知ることが出来ないようになっています。

秘密鍵はウォレット内に保存されており、これが現在のビットコインの持ち主であるという証明になります。

 

 

ウォレット内のデータ

ウォレット内にはブロックチェーンの内容(取引内容、その他の情報)は入っていません。

データとしては生成されたビットコインアドレス公開鍵秘密鍵のみです。

 

 

ウォレットの秘密鍵

ここが最も大事な部分なのですが、ウォレット自体にも秘密鍵があります。混同しないようにプライマリー秘密鍵とでもいいましょうか。

これはウォレットが固体(アプリ)ごとに持つパスコードなのですが、実はウォレットはこれを元にビットコインアドレス用の秘密鍵を生成しています。

ということは逆に言うとプライマリー秘密鍵さえあれば所有ビットコインはどこからでも復元できるということなんですね。

キーフレーズという形式でも利用されていますがこれが他人に知られてしまうとどこからでもウォレットを利用できてしまうので、とにかく厳重に管理することがキモとなります。(メモし忘れるなんてもってのほかです。

 

ウォレットの種類

一般的に使用するウォレットは以下の4種類になり、それぞれ使い勝手とセキュリティに差があります。

 

 

取引所のウォレット

ほとんどの取引所では取引所に保管するということイコール取引所のウォレットに預けているということです。

厳密にいえば通貨の所有者は預けている取引所となっているので取引所がハッキング被害にあったりいきなり倒産したりした場合は全て返ってこないと思ったほうがいいでしょう。

取引所を利用する際ははそれを踏まえた上で利用するべきです。

近年ではそのような理由から分散型仮想通貨取引所(DEX)というものが注目されています。

 

 

オンラインウォレット

自分のPC上ではなくよそのサーバー上にあるウォレットです。

ビットコインで言えば「Blockchain.info」というブラウザで使用できるウォレットになります。

インターネットがあればどこからでも使用できるので便利なのですが、セキュリティ的には非常に脆いので小額のみの取り扱いにしたほうが無難です。

具体的なリスクとしてはウォレットのサーバーそのものがハッキングされること、それに加えてフィッシングサイトにも気を付けなくてはいけません。

また、オンラインウォレットがサポートされなくなった場合もそのまま利用できなくなるという可能性もあります。

意外と保証のある取引所のウォレットのほうが安全かも知れません。

 

 

クライアントウォレット

自分のPCにウォレットアプリをインストールして使用できるウォレットです。

自分以外の第三者の過失によるリスクをゼロにすることができるので非常に堅牢です。

通貨ごとにウォレットが用意されているので各通貨の公式サイトからダウンロードして使用して下さい。TRXなんかはウォレットを利用して投票するだけで報酬を得ることが出来るという機能もあります。

自分がハッキング被害に遭わないと言い切れない人は次に紹介する更に堅牢なハードウェアウォレットを使用するといいでしょう。

クライアントウォレットを使用する場合は間違っても秘密鍵を同じPCの中に保存しないようにしましょう。

 

 

ハードウェアウォレット

これは一見USBメモリーの様に見えますが、実はただのプライマリー秘密鍵を保存しているだけの端末です。

インターネットと切り離すことができるのでプライマリー秘密鍵さえあれば他のウォレットでも復元することができます。

対応通貨が少ないのが難点ですが、例えばビットコインやイーサリアム、リップルなどの主要通貨を大量(1000万円以上)に所持する場合に活躍します。プライマリー秘密鍵は厳重に管理しましょう。

ハードウェアウォレットならリップルも含め多くの通貨に対応しているLedger Nano sがオススメです。

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追記 現在Ledger Nano sは人気につき品薄が続いているようです。一時は2ヶ月待ちと言われてましたが2018年1月28日以降のご注文に対しては順次対応中とのことです。

 

 

まとめ

総括すると結局のところウォレットとはプライマリー秘密鍵とそれを結びつけるプログラムということです。

この仕組みさえ知っておけばたとえ送金エラーがあった場合でも焦らずに対応できるのではないでしょうか?

 

 

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