【本格】プロも唸る!おいしい餃子の作り方|台湾式
2021/04/13
【本格】プロも唸る!おいしい餃子の作り方|台湾式
おなじみの【本格】シリーズですが、今回は包み方や焼き方まで、本格餃子の作り方をお教え致します。
台湾式の餃子は、普段食べる日本式の餃子とは包み方が大きく異なります。
台湾式の包み方で餃子を包むとより多くの具を餃子の中に入れることができるので、この方法を見るだけでも価値はありますよ!
その他の違いとしてはなんと、タネを作る時に水を加えるということです。
その理由、詳細は後ほど解説していきます。
材料(2~3人分)
・合挽き肉(粗挽き推奨) 250g
・水 60cc
・キャベツ 1/8カット
・にんにく 2個
調味料
・砂糖 小0.5
・塩 小1
・醤油 大1
・ごま油 小2
・白コショウ 5振り
(お子様が食べる場合はコショウはほんの少しで)
・お好みで全卵 0.5個
タネの作り方
1.にんにくをみじん切りにして弱火で炒める。(こうすることによって辛味が飛び甘みが出ます)
2.挽き肉に塩を分量振りかけ、よく混ぜながら水(夏場の暑い時は氷)を3回に分けて入れる。
肉の脂と水をドレッシングを出す前に振るようなイメージで乳化させるのが目的です。
3.野菜と調味料を入れて全体的に混ぜる。
4.タネが完成。
餃子の包み方
1.餃子の皮は大判を使用し、皮に対してこの位の具の量にする。(はみ出たり皮が破れなければいいです)
2.半月状に皮を端からくっつける。
7.くっついている面を上にして端を5回程度折りたたむ。
8.作ったら餃子同士が(皿にも)くっつかないように片栗粉をまぶして並べる。(タッパーなどの容器に片栗粉をたっぷりと入れ、その中にくぐらせると全体に片栗粉をまぶすことができます)
片栗粉の量が少ないと隣の餃子とくっつきやすくなるので気持ち多目に片栗粉をまぶすのをおススメします。
餃子の焼き方
1.中火で焼き、軽く焼き目をつける。
2.天ぷら粉(大さじ2)を150cc程度の水で溶き、フライパンから5ミリ位の深さになるようにそれを流す。
温度差をなくすために入れる前にレンジで少し温めておいてください。
3.蓋をして中まで火が通るように中火で3分程度蒸し焼きにする。
そのまま弱火で2分加熱して完全に全体に火が通った状態にする。
4.火が通ったら蓋を開け、弱火で水分を完全に飛ばす。(たまに底のパリパリ具合を確認してお好みに仕上げる)
5.器に盛りつければ完成。
醤油、酢、ラー油をお好みでブレンドした餃子のタレと一緒にお召し上がりください。
ポイント
一番のポイントは挽き肉を混ぜる時に水を入れて乳化させること、そしてくっつける部分を上にする独特の包み方です。
冷凍保存した餃子を焼く場合は半解凍してから焼くとうまくいきますよ。片栗粉はケチらずに使ったほうがくっつきにくくなります。
挽き肉は2度挽きよりも1度挽き(粗引き)を使用すると食感もよく、パサパサしません。
よりおいしく、食べ応えのある餃子を作ることができます。
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