メルカリ詐欺から身を守るブログ(詐欺、ダメ、ゼッタイ)

こんにちわ、メルカリスト田村です。
今回は私の恥ずかしいお話とともにメルカリ詐欺とはどんなものがあるか、またその解決方法を書いていきます。
私がメルカリ詐欺にひっかかった話(未遂)
先日メルカリを徘徊していたんです。
最近新しい分野の商品を見ることが多く、とある商品に「お、掘り出し物発見!」と思いすぐさまポチました。
その商品とは
「某有名漫画 〇〇年 初版」 〇〇円
というものです。(商品を特定できないよう名前などは伏せています)
知っている方は、
「ああこれね、こんなの引っかかんねーよ」
と思われるでしょうが、何せメルカリにはそこまで詳しくなく、ましてやメルカリに詐欺があるとは思ってなかったので無警戒でポチッてしまったんですね。
なぜ未遂で済んだか
いい商品が購入できたとウキウキ気分の私は、その後も引き続きメルカリを徘徊していました。
するとなんと似たような商品が同じ画像で出品されているではないですか!
「こんな貴重なものがこんな値段で何個も出品されているとかありえなくね?」
と私の頭の中の警報が鳴りだしました。
調べてみると、やはりよくある手口のようで出版社も警告を発している案件だそうです。
この手口はいわゆる海賊版の販売で、つまり初版をコピーしたものを販売しています。
それかまたはまったく違うものが届くかです。
何れにせよ本物の価値のある品物は届きません。
「しまった!」と思い頭の中の警報を鳴らしながら即販売者にキャンセルを要求しましたが、返事は待てどもなかなか帰ってきません。
だんだんムカついてきた私はメルカリからのペナルティ覚悟でこのような文章を相手に送りました、
「申し訳ありませんが、発送されても受け取り拒否します。キャンセル手続きをお願いします。」
と。
この文章にした理由
なぜこの文章にしたかにはきちんと理由があります。
皆さんが今回のような詐欺にあった時に回避するヒントになりますのでその理由と期待できる効果を詳しく書きます。
1.ほぼ詐欺案件と確定している。
この手法はおそらく法律的にはグレーなんだと思います。販売している本人は知らなかったと言えばそれで済むのではないでしょうか?
これは同じ出品者が何度も販売していることからも伺えます。
しかしながら、やっていることは明らかに詐欺でありそれは販売者も分かっていることです。
なのでかなり強気なメッセージのほうが刺さります。
2.受け取ってしまうと面倒くさい
一度受け取ってしまうと例え返品できたとしてもいちいちメッセージのやりとりをしたり発送しに行ったりするのがとても面倒くさいです。
お金になることならまだしも、ただの詐欺被害の巻き戻しでは作業中ストレスしかありません。
かといって一度発送されると置き配される可能性もあるしわざわざ置き配しないでというのも面倒くさいですよね。
なのでとにかく発送しないように早めに強気な言葉を選びました。
相手からすれば受取拒否をされた送料は自分で支払わなくてはならない(つまり往復の送料を負担)のでなかなかのダメージがあるというのも理由の一つです。
3.受け取り評価をするとどうしようもない
2と同じような理由ですが、受け取ってさらに受け取り評価までしてしまうともうどうしようもないと思ったほうがいいです。
高額商品ならメルカリ本部に問い合わせるという手もありますが、
「画像を見て購入し、ちゃんとその商品が届いている」
と判断されてしまう可能性もあります。
なのでとにかく受取をしたくありませんでした。
とにかく発送をする前にキャンセルさせるということを主眼におきました。
4.メッセージにキャンセルの意思を残しておく
メルカリでは購入者の都合によるキャンセルは減点対象とされています。
が、しかし、法律違反者である詐欺師がそんなルールで守られる道理はないと思い、こちらから一方的にキャンセルしています。
まぁ、最悪減点覚悟です。
こうしてキャンセルの意思表示をしているメッセージを残しておくことが後でトラブルになった時の証拠としてかなり有効なのは過去の経験からも間違いありません。
結果
メッセージを送ってから数十分後に無事相手からキャンセル依頼のメッセージが届きました。
お恥ずかしながら、この日このようなやりとりを2件してます。
「なんて日だ!!」