ミーレ(Miele)の食洗機を9か月使った感想
ミーレ(Miele)の食洗機を9か月使った感想
こんにちわ、キャンティ田村です。
住友林業で新築を建ててから約9か月が経ちました。
今頃ですが、新居にもやっと慣れてきたところで我が家の家電の中でもかなり活躍度の高いミーレの食洗機についての記事を書いていこうと思います。
なぜこの記事を書こうかと思ったかといいますと、やっぱりミーレってお高いじゃないですか?
購入しようかどうしようかというところをとことん迷っている方って結構いらっしゃると思うんです。
そんな方に少しでも実際のところミーレってどうなのかというところが伝わればいいなと思い、ミーレのよかったところ、そうでもなかったところを書いてみようと思いました。
ただの一個人の感想に過ぎないので参考程度にお読みください。
使用感
最初に結論からいうと、Mieleの食洗機は私的な新居で導入してよかったものランキングの中では堂々の1位となっております。(2位はガス乾燥機の「かん太くん」)
食洗機があることによって毎日の食器洗いという作業から完全に開放されました。
Mieleの食洗機はお値段こそなかなかですが、手作業で食器を洗う時間と水道代を考えたら数年で元が取れると感じています。
実際、引っ越す前の水道代は毎月8000円以上かかっていたのに対して今は毎月4000円以内に収まっています。
これは現在の庭の草木の水やりの水道代も含まれているので、食器洗いの水が節約されていることがはっきりとわかります。(または以前水漏れしていた可能性もありますが)
購入した機種
私が購入したのは、自動洗剤投入機能(AutoDos)とMiele@homeというスマート家電機能が付いた中堅グレードの「G7314C SC」というモデルです。
昨年モデルチェンジを果たし様々なアップグレードがされた7000番台ですが、最も実用的だと感じられたのが食器トレーのモデルチェンジです。
これによって以前は苦手だった和食器も底に水を溜めることなく洗うことができるようになりました。
AutoDosについては「まぁ便利ではあるかな」という印象です。以前のモデルのようにタブレット洗剤の置き場所を確保しなくてもいいというのが一番の利点かもしれません。
使い方
Mieleの食洗機の使い方は極めて簡単、食器を入れたらボタンをピッと押すだけです。
あらかじめ汚れを落しておくなんてことはする必要はありません。(というかしてはいけないそうです)
乾燥も含めて大体3時間程度はかかるので夕食が終わったらその日一日の分を入れて動作させるという感じです。
洗剤とは別にリンスエイドというものも使うのですが、それによって食器が買った時のようにピカピカに洗いあがります。
初めて使った時のピッカピカの衝撃は今でも忘れません。
丼勘定ですが大体一回の洗浄で洗剤+リンス代が100円くらいはかかるイメージです。
応用的な使い方
Mieleの食洗機は洗えるものと洗えないもの、得意な食器とそうでないものがあります。
大体のものは洗うことができますが、木製や漆塗の食器、ステンレスの調理道具は食洗機で洗うと著しく劣化しますので絶対にこれらのものは洗わないほうがいいです。
最も得意なのはガラス製の食器で、逆に苦手なのはタッパーなど、渕に溝があるものは乾きにくく、溝に水滴が残っていることが多いです。
ですので私は朝食器を出す時にタッパーだけ水切りの上に置いて乾かしています。
公式な使い方ではないかもしれませんので自己責任になりますが、食洗機のスペースが開いている時にはグリルの受け皿や網、三角コーナーやシンクのゴミ溜めなども食洗機で洗っています。(クリナップ製のシステムキッチン)
おかげでシンクはいつもピカピカな状態です。
良かった点、良くなかった点
ほとんどがよかった点ですが、良くなかった点もあるので書いていきます。
良かった点
●予洗いがいらない
●水道代の節約
●時間の節約
●60㎝の幅で丁度よかった
周知のことですが、改めてよかった点を挙げさせていただきました。
良くなかった点
●Miele@home
Miele@homeという機能を使うと毎日の動作時間を設定することができます。非常に期待していた機能なのですが、実はこれが私には必要ありませんでした。
時間を決めることによって自分が機械を使っているというよりも機械に使われている(私の時間を拘束されている)ような気分になってしまったのです。
例え押し忘れることがあったとしても、例え夜間の水道代が安くても、私には自分の意志で機械を使うほうが性に合っているようです。
結果、最初の1週間が過ぎたころにはスマホのアプリも消して全く使うことがなくなりました。
次に購入するとしたら間違いなく「Miele@home」機能は考慮に入れません。
注意点
Mieleの食洗機を使用しているとときどきエラーがでることがあります。
慣れてくれば「ああ、これね」とわかるのですが、使い始めて間もないころは夜な夜な説明書と格闘していました。
ということでざっくりとよくあるエラーとその対処方法を書留めておきます。
●プロペラが当たっている
内部で背の高いフライパンなどに当たってプロペラの回転が邪魔をされているとエラーがでて動作が止まってしまいます。
●フィルターにゴミがついている
まれにですが食洗機の底のフィルター部分にゴミが溜まっている場合があり、それを取り除かないと動いてくれなくなります。
●AutoDosが正しく設置されていない
最も解決に時間がかかったエラーですが、AutoDosを設置する際に取り付け部分の矢印同士をぴったりと合わせないと認識してくれません。
●洗剤が固まる
これもなかなか手ごわいエラーでした。
年に数回AutoDosの洗剤が出る部分に洗剤が固まってしまう現象が起こります。
これは説明書を見ながら清掃して下さい。
水気は厳禁だそうですので私は固い棒上のもので削っています。
まとめ
以上がMiele食洗機を使った感想です。
一般的には国産の食洗機というのは使われない家電ナンバー1と言われていますが、それはやはり予洗いが必要というのが大きな部分でしょう。
Miele食洗機を使い始めてからというもの、もはや我が家に食洗機はなくてはならないものとなっています。
故障したとしてもおそらく新しいものを購入するでしょう。
その際には幅が60㎝というのだけは譲れないポイントですね。