【注文住宅その6】住友林業で建てる我が家のこだわりポイント
2021/04/15
【注文住宅その6】住友林業で建てる我が家のこだわりポイント
目次
こんにちわ、キャンティ田村です。
前回の記事までで後は細かい部分を打ち合わせで決めていくというところまで進みいました。
多くの方は契約の段階で大体のこだわりポイントなどが図面に反映されていることだと思います。
実際こだわるポイントさえしっかり抑えておけば打ち合わせもかなりスムーズになり、余計なオプションを付ける必要もなくなります。
我が家のこだわりポイント
私の家族は妻と2人の子供の4人家族です。
なのでもちろん私のこだわりだけでなく、妻のこだわりもどちらかといえば優先的に採用されています。
妻のこだわり
いざ、設計を始めてみると私と妻のこだわりポイントはかなり差がありました。
私は機能的な部分にこだわるのに対して、妻は外観などの目に見えるものに重点を置くのです。
そういう理由からか、注文住宅に関してまったくと言っていいほど意見がぶつかることはありませんでした。
まず、妻のこだわり(オプションを含む)からいきましょう。
ズバリこちら!
1.和を感じる外観
和といっても今一つピンとこないと思いますので細かく説明しますと、建物の構造的に1階の面積を広く、2階の面積をそれよりも狭くする。
そして軒を長めにとるという感じです。
初期の理想のイメージは数寄屋造りのような渋い感じだったのですが、近隣との景観も考えて実際の設計ははもうちょっとモダンな感じになりました。
2.木の格子をどこかに付ける
出来れば外観に付けたかったそうです。
木の格子、ほんとかっこいいですよね。
実際は外に付けるとコストがかなりかかってしまうということで、玄関を入ってすぐ正面の場所に洗面台を目隠しするように格子を付けるということになりました。
これによって壁にするよりも遥かにスタイリッシュでなおかつ解放感のある玄関にすることができました。
結果外壁に設置するよりもこちらのほうがより実用的でよかったなと思いました。
3.洗面化粧台を住友林業クレスト製にする
我が家の洗面化粧台は玄関を入って正面にあります。
住友林業標準の洗面化粧台は、「LIXIL」、「TOTO」、「パナソニック」のラインナップとなっているのですが、実はそれらの洗面化粧台はどれも足元の部分が白いのです。
先述の格子で目隠しされているとはいえ、妻は玄関から入ってすぐに目につくであろうその「白」がどうしても許容できなかったようで、結果足元まで木目調の住友林業クレスト製の洗面化粧台(オプション)になりました。
クレスト製の洗面化粧台は無垢のものと合板のものの2種類あるのですが、これらは素材だけでなくデザイン、手入れのしやすさ、もちろん価格も違いそれぞれ一長一短。
1週間悩んだ結果無垢のものは水はねもするし手入れに苦労しそうだということでグレードの低いほうに決定。(それでもプラス10万円)
展示場に行ったことがある方はご存じだと思いますが、クレストの化粧台はホテルの洗面台みたいでめちゃめちゃかっこいいです!惚れます!
キャンティ田村のこだわり
新居を一から考えるとなると、当然広いリビング、収納多め、解放的なお風呂、広めのトイレ、バーベキューができる庭など色んな妄想が膨らみわくわくするものです。
上記のいくつかは採用したものもありますが、私、キャンティ田村が絶対的に譲れなかった、こだわりたかった部分はなんといってもキッチン!
私の理想のキッチンをざっと説明しますとこんな感じです。
キッチンの高さ85cm
私の身長は169㎝と、現代ではどちらかというと低い部類に入るくらいです。
ちなみに妻はもっと低いです。
キッチンの高さを選ぶ時に使われる計算式は一般的に「身長÷2プラス(5cm)」と言われています。
しかし実際にはそんな計算式よりも実際に作業してみてやりやすいかどうかということのほうが遥かに重要。
今の自宅のキッチンの高さは85cmで非常に使いやすい高さなのでこれより高くすることも低くすることも考えませんでした。
右側にシンク
シンクが右側にあることによって切った端材を包丁でシンクに落とすことができます。左側シンクに比べると20パーセントくらい作業効率が上がるのではないでしょうか?
職場でも両方のタイプのキッチンを使うのですが、やはり作業スピードは段違いです。
270cm幅のキッチン
各メーカーの規格の最大幅は270cmです。
これだけの幅があれば100cm以上の作業台を確保することができるので、もしブリが釣れた時でも安心して持って帰ることができます。
キッチンの型
ドラマ「結婚できない男」の影響もあってか、アイランド型のキッチンがもてはやされている風潮があるというか個人的にハイクラスな感じがしています。
モデルハウスに行っても結構な確率でアイランドキッチンが採用されています。
しかし、私的にしっくりくるのは対面のI型でレンジ部分だけを隠すスタイル。
最終的にそれに加えてバックに配置した食器棚を作業台にできるという型を採用しました。
これに関しては何度も色々なタイプのキッチンで料理をするシミュレーションした結果なのですが、今現在生活している環境がそんな感じだからというのが大きな理由で、それぞれテンションが上がるキッチンを模索していただくのが一番だと思います。
食器洗浄機
住友林業の標準の食洗機は「リンナイ」製のものとなっております。
ちょっと調べてみると、
「使わないオプションランキング1位 食洗機」
というワードを目にしました。
より詳しく調べていくとどうやらオプションのパナソニック製のものはなかなか評判がいいとのこと。
がしかし
どうやら海外製の食洗機はそもそも予洗いというものがいらず、汚れた食器をそのままぶちこんでおけば翌朝にはピッカピカになっているという魔法のような食洗機が存在するのだとか。
ここから丸一か月間食洗機の迷宮に入り込んでしまいました。
これに関してはここでは書ききれないので別記事にて詳細を報告致します。
住友林業標準のキッチン
営業さん、設計士さん共におっしゃってたのは、オプションで一番高くつくのがキッチンだということ。
キッチンメーカーのショールームに見学に行ってうっかり気に入ったものを気持ちよく選んでしまうとあっという間に数百万円の世界だとか。
「住友林業は標準でいい設備になっているのでうまくその設備を活用してください」
とありがたいお言葉を頂きました。
住友林業の標準のキッチンは「LIXIL」、「クリナップ」、「永大産業」といったラインナップとなっています。
最近は人造大理石のキッチンが一つの流行となっています。
私は職業柄キッチンといえばステンレスというイメージがありますが、ここは好みによるところが大きい部分でしょう。
ショールームのお姉さん曰く、
「キッチンはテンションの上がるものを選んだほうがいいですよ♡」
確かにその通りだと思いました。
天板の部分はともかく、シンク部分に関しては人造大理石製だと絶対にグラスを割る自信があるので遠慮したいところです。
クリナップか、永大産業か
人造大理石が希望ならば「LIXIL」が筆頭となるのでしょうが、ステンレスキッチンが希望の私は「クリナップ」か「永大産業」かの2択で検討しました。
ステンレスキッチンといえば専門メーカーのクリナップが超有名所ですが、密かに永大産業のキッチンも悪くないとの情報もあったため非常に迷いました。
2020年4月の時点ではどちらかと言えば「アース製薬と共同開発の害虫が寄り付かないキッチン」で売り出していた永大産業のほうがポイントが高かったのですが、2020年10月になると評価は一変致します。
10月になり、我々がキッチンを選択する時期には双方共にカタログが一新されていました。
かなり楽しみに拝見させてもらったのですが、「永大産業」は正直なところ刷新前とさほど変化がないうえに
「なんだかよりシンプルになった?」
といった感じ。
一方「クリナップ」は前々から価格的に手が届かないなーと思っていた「洗エールレンジフード」がなんとなんと、
標準装備となっていたのです。
「洗エールレンジフード」というのはお湯を入れるだけで換気扇をワンタッチで掃除してくれるという超画期的な機能。
過去に他のハウスメーカーさんに
「洗エールレンジフードってどうですかねぇ?」
と聞いた時には営業さんが導入を渋るくら高いオプションだったのです。
標準になったという事実に我らが住友林業の設計士さんもびっくり!
文句なしで「クリナップ」に決定となりました。
まぁ「クリナップ」に決めた理由はこれが全てということではないのですが、それについてはまた次回の記事から詳しく書いていきたいと思います。