ゴキブリで悩んでいる人必見!屋内の「G」を完全に駆除する方法|業者直伝
2022/10/17
ゴキブリで悩んでいる人必見!屋内の「G」を完全に駆除する方法|業者直伝
目次
こんにちわ、キャンティ田村です。
気温はすっかり寒くなってきましたね。
害虫達の活性も低くなってきた今日この頃ですが、まだまだゴキブリに悩まされている方もいるのではないでしょうか?
季節外れではありますが、今日は効果的面のゴキブリの駆除方法を書いていきます。
今回ご紹介する方法は、筆者が働いていた数店でお任せしていた害虫駆除のプロに
「家で出た場合はどうすればよいでしょうか?」
と質問をして教えて頂いた方法です。
筆者自身が家庭でも実践済みなのでかなり効果は期待できますよ!
ゴキブリの種類
屋内に出現するメジャーなゴキブリ大きく分けるとは2種類あります。
1.クロゴキブリ
家庭や飲食店でよく出没する最もメジャーな個体。大きさは3センチくらいの黒光りするあいつです。
スピードも速いので逃げられてしまい、夜通し怯える方も少なくはないのでしょうか?
普段から室内を清潔に保っていたとすれば、出現するほとんどの固体は外から侵入してくるものですでそれを逃さず仕留めることが出来ればまず冬の間に出没することはありません。
もしも年中出没する場合は部屋のどこかに巣があると思われるので後述するトラップを仕掛けて対処しましょう。
2.チャバネゴキブリ
飲食店で大量に増え続ける、恐ろしい繁殖力を持っているちっちゃい固体。
元々は温暖な地域から来たいわゆる外来種のようで、普通の家庭で繁殖することはほとんどありません。
飲食店には冷蔵庫、コンロなど暖かい重機が沢山あるのでまさにチャバネ天国!一度巣を作ってしまうとものすごいスピードで増え続けます。
飲食店では店内に元々いなかったとしても、業者さんから届いたダンボールなどに卵を産みつけている場合があり、その為どんなに清潔にしていても発生を防ぐのは困難です。
もしも数10匹見かけたら最後、経験豊富なプロの薬剤を使わないと完全に殲滅するのは難易度A級です。
ゴキブリが好む場所
トラップを仕掛けるためには、まずはゴキブリが部屋のどの辺りを縄張りにしているかを特定する必要があります。
基本的にゴキブリは暖かくジメジメした場所を好み、逆に寒くて乾燥した場所は苦手です。
家庭でいえば、キッチン周り、冷蔵庫周り、食器棚の裏、ユニットバスの天井裏がトラップを仕掛けたい場所の筆頭ですね。
飲食店の場合はコンロ、冷蔵庫、製氷機の下や裏を特に好みます。
もしも床に寸胴や什器を置いている場合はその下、そして壁板の隙間など、飲食店はゴキブリにとってはまさにパラダイス(楽園)と言えます。
飲食店でトラップを設置する場合にはやつらとのちょっとした駆け引きが必要となってきます。
クロゴキブリの駆除方法
それでは肝心の駆除方法です。
クロゴキブリに対してのトラップはそんなに難しいものではありません。
前述の居そうな場所全てに市販のゴキブリホイホイを設置し、そのゴキブリホイホイの付近に市販のホウ酸団子を置いておくだけ。
ゴキブリホイホイにはゴキブリを誘い出す為の匂いの強い餌がついており、それに誘われてきたゴキブリがホイホイに入るならばそれでよし、入らずにホウ酸ダンゴを食べたとしてもそのまま巣に返った時には仲間にダメージを与えてくれるという仕掛けです。
ポイントとしてはとにかく大量に、
「これはさすがに置き過ぎなんじゃないか?」
と思うほどあらゆる場所にホイホイとホウ酸ダンゴを設置することです。
チャバネゴキブリの駆除方法
チャバネゴキブリが飲食店で大量発生した場合は実に大量のゴキブリホイホイを使用します。
まずはとにかく設置できそうな場所(壁、床、天井裏等、置ける場所全て)に置きまくります。
そして翌日ゴキブリホイホイの中をチェックしてチャバネゴキブリの分布状況を把握してください。
入ってないものはそのままに、捕獲できたホイホイは新しいものに交換して再び様子を見ます。
これを一週間くらい続けているとかなり数が減ってきて営業時間に見かけることはほとんどなくことでしょう。
おまけにどの辺りに巣があるのかということがゴキブリホイホイの観察状況から把握できているはずです。
捕獲できた数がかなり減ってきたらここでブラックキャップを設置して一気に殲滅しましょう。
見かけなくなったからといって油断しているとものの数日でまたすぐに繁殖してしまいます。
クロゴキブリにはホウ酸ダンゴが効くのですが、チャバネには効きません。ブラックキャップやその類似商品を使用して下さい。
ゴキブリホイホイを使って数を減らす前にブラックキャップを使ったとしても、それでは殲滅できないどころか(やつらも知恵をつけて、または耐性をつけて)同じ手が使えなくなってしまうので、必ず先にゴキブリホイホイを使って見かけなくなるほどに数を減らして下さい。
ゴキブリの耐性について
市販のものでできるトラップを書いていきましたが、以上のことからゴキブリの種類によって効果的な薬剤を使い分ける必要があることがお分かりいただけたでしょうか?
ゴキジェットなどの即効性のある殺虫剤は外から入ってきた単発の固体には効果的ですが、集団行動をしているもの使っても意味がないうえに変な耐性をつけてしまうようです。
また経験上ゴキブリにもある程度の知能(生存本能?)があるようで、同じ手法が通用しなくなってしまう場合もあります。そう感じた時には迷わず経験豊富なプロにお願いするのがいいでしょう。
もしも害虫駆除業者さんにお願いしたとしても、薬剤を散布してそれでおしまいという業者さんも少なくありません。
しかしこの方法だと死骸が目に付くところに放置されてしまううえ、ただ一時的に数が減るだけなのでちゃんと殲滅してくれるプロにお願いすることをオススメします。(月々幾らの業者さんは個人的にいい印象はありません。)
プロに相談するほとんどの場合がチャバネゴキブリに悩んでいる時かと思いますが、まずは依頼する前にどういった処方をするのかを聞いてみるといいですね。
ちゃんとしたところであれば基本的には今回の記事のように、数が減ってきたところにブラックキャップではなく業者専用のマイクロカプセル剤という薬剤を使用するといった対処をしてくれるはずです。