業務用フライヤーを清掃する方法

      2019/02/20

業務用フライヤーを清掃する方法

 

チャオ!キャンティです。

台風が過ぎてからも暖かくなったり、寒くなったりと不安定な気候が続いてますが、おかげで息子が風邪にかかって熱を出してしまいました。

小さい子供って免疫ができてないからしょっちゅう熱を出しちゃいます。

熱が出た時って大人ならひたすら布団に包まって凌ぎますよね?

でも子供の場合は熱が出すぎてしまう時があるのでたまに解熱剤やアイスノンで解熱してあげないといけないんです。

正直ぼくにはいつ解熱するかのさじ加減がとてもむずかしいです。

さて、そうはいっても仕事にも集中しないといけません。

今回は業務用フライヤーを清掃する方法について書いていきます。

全然関係ない人には全く役にたたない情報ですが、最後に油の簡単な処理方法を書いておくのでそこの部分だけご覧下さい(笑)。

 

 

業務用フライヤー

フライヤーというのは油を一定の温度に保っておくことでいつでも揚げ物が調理できる厨房機器のことです。

なにげに色んな種類があるのでピンこない方の為にフライヤーについての軽い説明をしておきます。

 

油の量

業務量だと4リットル位から12リットル、それ以上の油を入れておくことが出来る。
多ければ多いほど温度が下がりにくいが、交換するときに大量の油を消費するのでちょっとコストがかかる。

 

設置方法

床に設置する縦長のものと、作業台の上に置く卓上フライヤーの2種類がある。
設置環境によって選べるが、機能的には大差ない。

 

加熱方式

電気式とガス式がある。
ガスのほうが油を温めるのが早い。

光熱費はかかりますが、温めておけばいつでも揚げ物ができるので本当に便利です。
フライヤーとオーブンさえあれば一人で20人分のオーダーをこなすことも可能です。

 

家庭用フライヤー

家庭用でも電気式のコンパクトフライヤーというものが各社から出ています。
コンパクトフライヤーは電気式なので簡単に準備が出来るし、なんといっても安全というところがいいですね。

ただ、油が入る量が少な目なので大量にネタを入れるとすぐに温度が下がってしまうという欠点もあります。

逆に少ない油で調理が出来るのでさっと作りたいお弁当のおかずなどにはコンパクトフライヤーは便利ですね。

夕食でから揚げや天ぷらを大量に揚げる場合は大きめの家庭用フライヤーか天ぷら鍋を使用して1リットル以上の油で揚げるのをオススメします。

 

 

業務用フライヤーの掃除方法

さて、今回のテーマである業務用フライヤーの清掃方法ですが意外と「どうやればいいんだろ?」っていう人が多いと思います。

今回の記事で使用しているフライヤーはタニコーさんの置き型ガスフライヤーなのですが、こちらの清掃方法を写真付きで分かりやすく解説致します。

用意するものは中性洗剤(台所用洗剤)、スチールたわし、スポンジ、ふきんだけ。(別途で廃油の入れ物も必要です)

半分はメーカーさんからの情報、半分は自己流なのでやりやすいようにアレンジしてくださいね。

 

1.油の温度が下がっている状態で全ての油を抜く。(熱いままだと作業がちょっと危険です)

 

2.油を抜く為のレバーを元に戻し、抜いた油は別の容器に移す。

 

3.フライヤーに多めに水を張って点火し、沸騰するくらいまで過熱する。
この時に少し中性洗剤を入れる。

4.火を消したら10分ほど待って汚れが落ちやすいようにフヤけさせる。

 

5.半分ずつお湯を落とす。
ここでお湯を一気に全部落とすと廃油入れに全部入りきらずに溢れてしまう場合があります。



6.スチールたわしに洗剤をつけてごしごしと擦る。
すると頑固な油汚れがどんどん落ちていきます。

 

7.スポンジに洗剤をつけて奥のほうをきれいにする。
奥のほうは頑固な油よごれではなく、揚げカスだけなのでスポンジで拭き取るだけで簡単にきれいになります。

 

8.何度か水を流しながらスポンジで残ったヨゴレを拭き取る。
何度か水を落とすので、廃油入れが溢れないようにたまにシンクに流して下さい。



9.ふきんで水気を拭き取る。
水気がなくなればすぐに油を入れて使用することができます。

 

10.廃油入れも汚れているのでシンクで洗う。

 


 

フライヤーをピカピカにして新しい油を入れた時って高に気持ちいいですよね!!

注意点としては、フライヤー(特に前面)は水濡れ厳禁なので水を入れる時にはふきんをかけておいて下さい。

もし点火ツマミ部分の内部の機械に水が入ってしまうと壊れて使えなくなります。

私は実際に壊れて修理に来てもらったことがあります(涙)。

 

 

揚げ油(廃油)の処理

清掃ついでに業務用油、家庭用油、それぞれの廃油の処理方法も書いておきます。
決して、決して排水溝には流さないで下さい。

 

業務用油

●油の凝固剤を使って固める。
油を高温にしてから、分量の凝固剤を入れます。
冷めたら固まっているのでそのまま燃えるゴミとして出しましょう。

 

●リサイクル業者に回収してもらう。
廃油を一定量溜めておくスペースが必要ですが、無料で油を回収してくれるリサイクル業者があります。
レボインターナショナル
もその一つです。
凝固剤を買わなくていいので経費がうきますよ。

 

 

家庭用油

●油の凝固剤を使って固める。
CMでお馴染みの方法ですね。わざわざ温めてから冷ますのが手間ですが、捨てるのが楽チンです。

捨てる時は燃えるゴミの日に出しましょう。

 

●空の牛乳パックに入れる。
エコでないという欠点がありますが、実は油は液体のままでも燃えるゴミで出せちゃうんですね。

空の牛乳パックに油を入れたら絶対に漏れないように閉じます。(ホッチキスとガムテープ、ラップ等を使えばがっちり漏れません)

念のためコンビ二のビニール袋に入れて牛乳パックごと燃えるゴミの日に出しちゃいましょう。

 

 

まとめ

いざやろうと思うと面倒な揚げ物でも廃油の捨て方を知っているだけでちょっとやる気になってきませんか?

早速今夜のおかずは揚げ物なんていかがでしょうか?

 

 

 

 

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