3ステップで完全に治す!水虫の治療方法と予防方法

3ステップで完全に治す!水虫の治療方法と予防方法
目次
湿気の多い梅雨の時期に激増する水虫。
一度感染してしまうと完全に治療することは非常に難しいことで知られていますよね。
一度かかると治らないものだと思っている方もいますが、しかし適切な治療を行えばずばり、水虫は完治します。
実は筆者も長い間(10年ほど)水虫に悩まされていたのですが、そんなやっかいな水虫も10数年前に完治し、その後はしっかりとした予防により再び発症していません。
ずばり今回は完全に水虫を治すための治療方法と、治った後も再度感染しないための予防方法をお教えいたします。
まずは水虫とは何かを知る
水虫というのは「白癬(はくせん)菌」というカビ菌が足の角質をエサにして繁殖、寄生したことにより生じる症状の総称のことです。
ちなみに足以外の部分に「白癬菌」が感染した場合には他の病名となります。
大衆浴場のマットや共用スリッパなど、多くの人が共用するものが感染経路になる場合が多いため、誰もが非常にかかりやすい病気と言えます。
水虫を完全に治す治療方法
当記事の方法で治すことができるのは足の指の間のジュクジュク水虫、足の裏の水泡状の水虫です。
いわゆる爪水虫などの奥深くまで菌が入り込んでいる症状については治療がより困難で内服薬を使用するほうが効果適だったりします。
とてもやっかいな水虫ですが、ずばり完治する方法は以下の3ステップとなります。
1.必ず皮膚科で診てもらう
先述の通り水虫というのは「白癬(はくせん)菌」によって引き起こされる症状です。
一見水虫の症状のようでも実は違ったというケースもあるので、必ず病院の顕微鏡で足の皮膚に「白癬(はくせん)菌」が見られるかを確認してもらいましょう。
もしも水虫でない場合でも適切な処置をしていただけるというメリットもあります。
2.独自の判断で市販の薬を使用しないこと
市販薬はひんやりスースーするものが多くかなり効果があるような感覚になりますが、その昔実際に筆者が使い続けた結果塗った時に気持ちいいだけで、色々な薬を根気よく使っても完治はしませんでした。
個人の判断で薬品を使うと症状を悪化させてしまうというおそれもありますので、必ず皮膚科で適切な薬を処方してもらいましょう。
皮膚科で処方してもらえる薬には1日一回塗るだけで効果がある「ルリコン」をはじめ、他には「ゼフナート」、「アスタット」、「メンタックス」など多数の種類があります。
薬が合わない場合は医師に相談して違うものに変えてもらうこと。
受診は確かに面倒ですが、結果的には安上がりですよ。
3.根気よく適切な治療を続ける
さて、無事水虫の薬を処方してもらったら治療するうえで最も大事なのは根気よく塗り続けることです。
ある程度症状が改善したからといって途中で治療を止めてしまうとまた最初からになってしまいます。
ですからやりすぎと思われるくらいとことん継続するのが完全に治療するポイントとなります。
薬の塗り方については下の画像を参照して下さい。
軟膏の量は人差し指の第一関節で片足分といったところです。
足の裏全体を清潔にしたら、指の間から足の裏全体にかけて薄くのばすように塗っていきます。
治療の期間としては最低でも一ヶ月毎日、完治を目指すのならば6ヶ月から1年程度続けるのをおすすめします。
【注意】治療の間は、家族に移してしまわないように以下のことに気をつけてください。
1.家の中では寝るとき以外は素足ではなく靴下を履いて行動する。
2.お風呂のマット、トイレのスリッパは自分専用のものを使う。
水虫の予防方法
さて、無事に水虫が完治したならば今度は再度なってしまわないように注意しなくてはなりません。
また治療するのはいやですからね。
完全に予防するためにはまずはどうすれば水虫が感染するのかを知る必要があります。
水虫感染のメカニズム
簡潔にいうと、「白癬(はくせん)菌」が皮膚に付着したまま24時間程度(キズがある場合は12時間)高温多湿の状態が続くとかなり感染の確立が高くなります。
空気感染することはなく、水虫の患者さんと触れ合ったとしても感染するわけではありません。
予防するためには
皮膚に感染、寄生すれば非常に厄介な水虫ですが、24時間以内にかならず石鹸を使って足を洗うだけでかなりの予防効果があります。
特に小さいお子様がいる場合は必ず足の指の間まで洗ってあげるようにするといいでしょう。
ゴシゴシあらうと逆に感染しやすくなってしまうので、石鹸の泡でやさしく全体を洗うのがポイントです。
他にも、
●家に帰ったら先ず足を布で拭く(または軽く洗う)
●毎日同じ靴を履かない
●家族に水虫患者がいる場合は全員まとめて治療する
といったことも予防に効果的なのでぜひ取り入れてください。
まとめ
以上が水虫の治療方法と予防方法です。
筆者は実際に完治までしているので説得力はありますよね?
この記事を参考にして一人でも多くの水虫患者さんの悩みが解決すれば幸いです。