【芝】見切り材を使って庭に芝の境界線を作った話
【芝】見切り材を使って庭に芝の境界線を作った話
こんにちわ、前回に引き続き芝生についての記事です。
春になって芝生の成長スピードが劇的に速くなってくると気になるのが芝生の長さに加えて横の成長です。
我が家では家の法面(土の傾斜)に芝生を植えているのですが、一年も経つと傾斜からどんどん家の勝手口のほうや庭に浸食していくのです。
当然予想はしていたというか、元々は全面緑にしようと思っていたのですが、いくつかの理由でやはり土を残しておこうという気になりました。
その理由としては、一つ昆虫の住処になる為家の際まで芝生があるとコオロギなどが家の中に侵入しやすくなるのではないかということが一つ。
もう一つは息子がミニバスを始めたので庭が芝生だとドリブルの練習ができないというのが庭方面に伸ばしたくない理由です。
元々はサッカーをやらせようかなと思ってたんですがね(笑)
見切り材
という訳で芝生を横に広げないためにはどうすればいいのかということを調べてみました。
すぐにできる解決方法としては以下の通りだと分かりました。
1.見切り材を埋めて根が浸食できないようにする。
2.境界線にしたい所に溝を掘る。
1の見切り材は物理的に芝を止めることができるのでガーデニング系では定番の方法です。
2の溝を掘るというのも、芝がそれ以上土がないと勘違いをして進んでいかないようなので、角の部分や見切り材を埋めるほどでもない場所、雨水を流したい場所などにはとても有効だと思いました。
エッジマスター
色々と探してみたのですが、エッジマスターという商品が比較的安価で導入もしやすそうだったのでこれに決めました。
他には連結材と角専用の連結材を使用しました。
その他機材
他に使用したのは芝生のラインに沿って根までカットすることができるエッジカッターという道具。これがないとラインを整えるのに一苦労なのでマストアイテムと言ってもいいでしょう。
刃がストレートのものとギザギザのものがあるのですが、私はギザギザのものを使用しています。どちらがいいかは両方試してないのでわかりませんが、ギザギザのほうは尖った部分を地面に刺し、のこぎりのように使用します。
そして土を掘るためのショベルです。
ショベルは先が四角になっているほうがキレイに掘れそうに思いますが、掘るための力が分散されてめちゃめちゃ疲れるので先が円錐のような形のものを使うのがおススメです。
実際の作業
さて、このような状態に浸食しているのでまずは芝を地面から剝がすところからはじめていきます。
エッジカッターでラインを決めてから剥がしていくのですが、土が固いプラス根を張っているとぶちぶちとちぎれてしまうのでショベルで芝の底をいったん削ってから剥がしていきます。
さて、かなり進んできましたが、この時点ではエッジカッターの使い方を間違えて使っていたのでかなり効率が悪かったです。(使い方は持つところに書いてあるのに…涙)
ここから見切り材(エッジマスター)を設置できるようにその深さ分芝の際の地面を掘っていきます。
この場所は地盤が固いうえに石ころがたくさん眠っていたのでかなり大変でした。
石ころが多い場合は深さを合わせるのが大変です。
連結部分はこのような連結材を使ってできるだけ隙間ができないようにします。
芝はちょっとの隙間から浸食していくのでここは慎重にいきたいところです。
外側と内側の隙間に土を戻してひとまずこの部分は完成です。
約3時間ほどかかってしまいました。
さて今度は角を花壇にしている部分に根が浸食していたのでエッジカッターで切りながら剥がしていきます。
もう一年放置していたら剥がすために他の植物も抜かなければならないところでした。早めに取り掛かって正解でした。
角はこのような角専用の部品を使います。
角は深さを合わせるのがより難しいです。
思ったよりも綺麗にできたのではないでしょうか。
土が柔らかかったので剥がすのも掘るのも先ほどの場所よりも楽でした。
まとめ
このように見切り材を使って芝が広がらないようにしておけば毎年整えなくていいのでメンテナンスの負担をかなり減らすことができます。
本来は芝を張る段階で見切り材を一緒に設置しておくというのが必須らしいのですが、まぁ今回はいい勉強になったと思います。
一つ気になっているのが見切り材の下から広がったりはしないのだろうかというところで、それは何年か経ってみてまた考えようと思います。
見切り材がない部分もまだ家にはあるのですが、そこはエッジカッターで整えて溝を掘るということを試して見る予定です。