ぐるなびの費用対効果は? 有料掲載をお悩みの方へのススメ
2017/12/01
ぐるなびの費用対効果は?
目次
有料掲載をお悩みの方へのススメ
こんにちは、昨日はグラスワイン一杯のみの一日だったので久しぶりに体が軽いタムタムです。キーボードタイピングする指もいつもよりも軽やかな気がします。出来ればいつもこうありたいですね。
今日は実体験を元にしたぐるなびの費用対効果という飲食店向けのマニアックな話題に触れてみたいと思います。
今どきのグルメサイト
さてみなさんは、グルメサイトという飲食店がいっぱい登録されているサイトがあることはもちろんご存知ですよね?
有名なのは「食べログ」「ぐるなび」「ホットペッパーグルメ」そして最近台頭してきた「Retty」などがそれにあたります。
では、店舗さんが登録する時に有料プランと無料プランがあるのはご存知でしょうか?これは飲食店の関係者でないと全く関係ないことなんで、知らないどころか知りたくもない方はこんな話題でごめんなさい。
以前ぼくが責任者をしていたお店は主にぐるなびの有料プランのみを利用していたので感想というかレビューを致します。
どのグルメサイトの有料プランを利用しようか悩んでいる店舗経営者さんや、店長さんの参考になれば幸いです。
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ぐるなびの特徴
ぐるなびはグルメサイトの中では最も古い部類に入るので認知度はかなり高いですよね。後発組のグルメサイトと比べるとどういった特徴があるかというと主に以下の通りとなります。
- 店舗ページの作成代行
(作成してくれると言っても条件があり、何円以上のプランだとか年間契約だとかそういっ たことを満たせば写真撮影から初回のページ作成まで代行してくれます。)
- LIVE JAPANという外国人観光者向けの英語サイトがある。
- 広告のプランが多数あり予算内で選択して打ち出すことができる。
- 食べログと同じように口コミ機能がある。
有料プランでは月額5万円(税別)からの複数月契約をするとプロカメラマンによる撮影や初回の店舗ページ作成までしてくれます。
ぼくがいた店舗は(居酒屋系)(ビストロ系)(ラーメン系)でプランは全て月額5万円(税別)のプランでした。
それでは以下に特徴を評価していきましょう。
店舗ページ
他のグルメサイトに比べてぐるなびの最もぐるなびらしい所はホームページの様な店舗ページを作成してくれるということです。
プロのカメラマンに撮影を依頼することでとても綺麗な写真を撮ってくれます。こういった写真を使っているだけでちゃんとしたお店だということをアピールすることができます。
ただサイトの歴史がある為か、カメラアングルや撮り方、文章の言い回しが似ているのでメニューが特徴的でないと他店と似た出来栄えになっちゃいます。ちなみにぼくは結構文章を書き直しました。
あとは他のグルメサイトに比べると電話番号や地図などはとても見やすいです。
ページ編集機能
サイトの編集機能は一旦編集した後に更新をすると反映されるというものです。
この機能は正直かなり不便を感じました。更新作業が二度手間みたいな感じなので更新作業がおっくうになります。
食べログは書き込んだらすぐに更新ボタンを押せるので「ぐるなび」「食べログ」両方の更新をするとその差は歴然です。
LIVE JAPAN
このLIVE JAPANというのはいろんな企業が協賛で立ち上げた観光外国人向けのサービスで、有料プランでこちらに英語の店舗ページを掲載することができます。
非常に魅力的なプランに見えますがぼくの関わったお店では効果が実感できませんでした。
個人的な意見ではページ編集で英語メニューに細かい説明が出来ないのが難点です。
その他の有料プラン
検索上位、特集、ぐるなび登録者へのメルマガ配信などがあり、最も効果を感じたのは居酒屋業態で検索上位プラス飲み放題の特集を同時に発信した時です。当時は春先だったので効果があるかどうか心配だったのですが、かなりの反響がありました。
ちなみにその時の打ち出し方は「個室利用」と「飲み放題付きコース2800円~」でした。この打ち出し方は席数が結構あって、とりあえず埋めたいという時に効果的です。半個室でも個室と言い切るのがポイントですね(笑)。
ユーザーによる口コミ採点機能
これは全く盛り上がってないのでおまけとして考えるのはよいでしょう。
地域ごとに点数のランキング化すればきっともっと魅力的になるのになぁ。
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掲載するグルメサイトの選び方
総評の前に「グルメサイトってどれを有料で使おうかなやんじゃうよー」という方にグッドな情報をお教えしちゃうので一つの基準として覚えておいて下さいね。
例えば「新宿」「居酒屋」でグーグル検索したとします。
retripなどのキュレーションサイトは今回は無視するとして、その次にぐるなび、ホットペッパーグルメと現在は続いています。
ここで上位であればあるほど、なおかつ数が多いほど費用対効果があると言われています。
「新宿」「ラーメン」ではキュレーションサイト以外では食べログrettyが強いということですね。
某コンサルさんに聞いたところ、
「一ページ目に表示されたものは全部有料プランを使い、表示順によって金額を変えていく、そして効果が薄かったサービスはすぐに解約して他のサービスに広告費用を回すべきです」
とおっしゃってましたが、大手企業でない限りどこのお店もそんなに広告費の余裕はないので1つにするか2つにするかは予算に応じて調節してみてください。
ぐるなびの費用対効果
結論からいうと当たり前ですが、ぐるなびに適した業種は費用対効果は高く、そうでない業種はマイナスです。
先ほどの例の通りある程度席数のある居酒屋業態ならばぐるなびに有料掲載するとかなりプラス要素は多いです。「お店の信用度」「単品、コースメニューのアピール力」は特筆すべき点です。
逆にラーメン業態、洋食屋さん等の単品勝負のお店はぐるなびには向かないので他のグルメサイトを検討しましょう。
ただ、居酒屋業態だからといっても注意は必要です。
なぜかというと近年のユーザーの来店動機はまずは検索、そして中でも多いのがランキング検索ですよね?やっぱりみんなおいしいお店に行きたいですもんね。
実はそこがぐるなびの欠点でもあります。
先ほどのように「新宿」「居酒屋」「ランキング」表示順位では現時点で食べログによりも下になってしまうのです。(一番上のは広告枠です)
おまけにぐるなびのページをクリックしてみると何のランキングなんだか全然分かりません。
よって個人店の居酒屋さんの場合はもし有料プランにしたとしても3ヶ月位で効果が感じられなければ違約金を払ってでも即解約することをオススメします。本来有料広告というのは一ヶ月目から効果が出るものですからね。
これは余談ですが、TVや雑誌に取り上げられるとぐるなびのコースメニューがめちゃめちゃ力を発揮します。なんといっても見やすいですからここからバンバン予約が入ります。
満席は当たり前ですのでうまく3回転出来るようなコース作りと、時間厳守の注意書きもきちんとしておきましょう。
今回はモロ飲食店目線の記事になってしまいました。チャオ!
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